綺麗な肌になりたいと思っている人は多いでしょう。さまざまな種類のスキンケア剤や化粧品を使ってみるのも良いですが、美容の基本になるのが洗顔です。洗顔を怠ると肌トラブルが起こりやすくなるのです。
まず毎日メイクをしている人は、しっかりとクレンジングを行いましょう。メイクが肌に残っていると、乾燥や毛穴の詰まり、シミやシワの原因にもなります。オイル・ミルク・クリームなど、クレンジング剤のタイプは色々ありますが、自分の肌質やメイクの濃さによって選ぶことが大切です。
同じように洗顔フォームも種類が多いため、肌質に見合ったタイプを探してみてください。肌の悩みにもよりますが、何より皮膚に負担を掛けないように優しく洗顔します。擦ることは肌にとってかなりの負担になるのです。泡立てたら手のひら全体を使ってゆっくりと洗います。
そしてクレンジングやフォームを残さずすすぐこともポイントです。特に洗い残しが多いのがこめかみです。泡が残っているとニキビや吹き出物の原因になるため、隅々までしっかりとすすぐようにしましょう。脂性肌やニキビ肌の人は、つい洗う回数を多くしたり、洗浄力の強いフォーム剤を使いがちです。しかし皮脂の取りすぎは、逆に皮脂分泌の悪化につながります。皮脂を取りすぎた肌は、肌を守ろうとしてさらに皮脂を出すのです。そのため毛穴が詰まったりと、ニキビを悪化させてしまう恐れがあります。脂性肌だと思っていても、洗い過ぎにより隠れ乾燥肌だったという人は少なくありません。
肌美容に大切なのは、皮脂と油分のバランスです。乾燥肌の人は、メイクをしていない朝などはぬるま湯だけで洗うのもおすすめします。程よく皮脂が残るため、乾燥が進まずしっとり感を保てます。正しい方法で洗顔をしてこそ、美しい肌の土台作りができるのです。肌の悩みがある人は、まずは毎日の洗い方を見直してみてください。意識を少し変えるだけで、グッと美肌に近づくでしょう。
