若い頃は特に何もしなくてもそれなりに美肌を保てるものですが、普段からきちんと肌のお手入れをしていなければ年齢とともに劣化してしまいます。
美肌を保つためにはいろんな方法がありますが、スキンケアの基本は洗顔にあります。
たかが洗顔だと軽視してしまいがちですが、洗顔をきちんと選んで正しく使わなければどんなによい成分の入ったシートマスクやエステに通っても十分に肌に浸透させることができません。
美容の原点は高級な化粧品を使うことでもありませんし、エステに通うことでもなくそれは洗顔なのです。きちんとお肌の汚れや皮脂を落とさなければメイクをしたまま眠るのと同じですし、スキンケアも肌に浸透しませんし、毛穴の開きや詰まりの原因やしみ、しわ、くすみの原因にもなりうるのです。
洗顔だけで肌が劇的に綺麗になる方法はいくつかありますが、目をつぶらずに目を開けたままで顔を洗うようにしましょう。おでこや頬などの顔の広い面は泡のクッションを使って優しくマッサージをするように洗うのが基本です。
ゴシゴシと擦るように洗うと肌を傷める原因になってしまいますし、肌の乾燥を招く恐れがあるので、泡立てネットを使って石鹸を泡立てることをおすすめします。
また小鼻などの細かな部分は薬指の腹を使って洗うようにします。目もとや口元はもともと皮膚が薄い部分なので、優しい力加減で泡のクッションで優しく洗うように心掛けるのも美容法として大切です。
ここで注意したいのが泡は長時間、顔に乗せないことが大切です。泡を長時間乗せておくと肌に必要な皮脂まで落としてしまいますし、肌バリア機能も低下してしまうので、洗い終ったらすぐにすすぎを行いましょう。
すすぎ残しがあるとニキビの原因にもなり兼ねるので、すすぎは20回を目安にして行うことも忘れてはいけません。
顔の水分を拭き取る際ですが、使い古したタオルではなく柔らかいタオルを使うことも意識しておくとよいでしょう。