美容の基本は洗顔ですが、美肌を保つには洗顔に使う化粧石鹸や洗顔後のスキンケアが重要になります。
美容法は人それぞれ異なりますが、共通している大切なステップが洗顔での汚れ落としです。
化粧石鹸は肌に合う石鹸を選び、ホイップクリームのように泡立てて使います。
摩擦は肌にダメージを与えるので、石鹸を泡立てたら泡で包み込むようにして丁寧に洗っていきます。
弾力のある泡がメイク汚れや古くなった角質、酸化した皮脂を包み込んで落としてくれます。
化粧品メーカーによって化粧石鹸の配合成分が異なりますが、天然の植物エキスや保湿成分が配合された石鹸が人気を集めています。
保湿成分で好評なのがスクワランで、肌を乾燥から守ります。
植物エキスではヨーロッパで古くから使われていたカモミールやローズマリーの人気が高いです。
カモミールはニキビや皮膚炎、日焼けなどに効果が期待できます。
カモミールの精油成分には抗菌作用や抗炎症作用があり、抗アレルギー作用も有名です。
保湿効果にも優れているので、日本でも化粧品や入浴剤に使われています。
ローズマリーは、古代ローマ時代から健康と美容のために使われてきた植物です。
日本には江戸時代に伝わり、様々な用途で使われます。
ローズマリーの香りは精神を安定させ、集中力を高めます。
ストレスから生物組織を保護し、体の酸化を防ぐのでアンチエイジング効果が期待できます。
ローズマリーには肌を引き締める作用があり、毛穴を引き締めて炎症を抑えます。
皮脂の分泌が気になる場合のケアにも適しています。
肌に合う石鹸を用意したら、額から順番に円を描くように洗って水かぬるま湯で丁寧にすすぎます。
フェイスラインは泡が残りやすいので、すすぎ残しがないように洗います。
顔をタオルで拭くときは、タオルで水分を吸収するようにします。
強くこするとシミなど色素沈着の原因になるので、優しく水分を取ります。
しっかりと汚れを落とすと、後で使う基礎化粧品の浸透がスムーズになります。