どれだけ忙しくても朝起きたときや外出から帰ってきたときには、洗顔だけは欠かさないという人は多いでしょう。では、なぜ洗顔をするのかというと、毛穴の奥に詰まった皮脂やメイクの汚れを取ることがあります。汚れが残った状態では、毛穴が広がってしまいますし、肌にもよくありません。美容を気にする人であれば、基本と言える行為です。
ただ、洗顔料を泡立て顔につけて洗い流すだけでは、しっかりと汚れを落とせない可能性があります。なぜなら、泡は小さければ小さいほど表面積が大きくなるからです。表面積が大きくなれば、それだけ汚れを吸着する力が強くなるので美容効果も高まります。また、小さい泡になれば毛穴の奥に残った汚れも除去しやすくなります。
では、どうやって細かい泡を作れば良いのかというと、手でいくら頑張っても泡立てる力には限界がありますから、道具の力を借りたほうが良いです。ドラッグストアや通販サイトなどでは、泡立てネットや泡立て器が販売されています。少ない労力で、大量の細かい泡がつくれるので、試して見る価値があります。
では泡を顔につけたあと、どうやって洗い流すのかというと、水温にも気をつけたほうが良いです。肌に刺激を与えない水温は、体温よりも少し低い30度前後とされています。入浴をしているときに、シャワーや蛇口から直接お湯を出すときに、湯船の温度と同じく40度くらいに設定していると刺激が強すぎます。それにお湯は肌を守るための皮脂も根こそぎ溶かしてしまうので、美容にとってはマイナスです。日常的なことですから、あまり深く考えずに洗顔をやっているかもしれませんが、泡の大きさと同じくらいに洗い流すときの水温にも注意したほうが良いです。それから洗顔をしたあとには、邪魔な汚れがなくなって毛穴が開いている状態ですから、収れん化粧水をつかって引き締めましょう。保湿成分もしっかりと含まれていれば、肌の潤いを守ることにも繋がります。
