美容への意識が高い人はしっかり洗顔を行うことを基本にしている、これを怠ると肌荒れやシワ・たるみなどの原因に繋がることがあるといわれています。洗顔と一口にいっても人それぞれの考え方があり、正しいやり方で行っている人もいればあまり良いとは思えない方法で行っている人もいるようです。そもそも洗顔の役割にはどのようなことがあるのか、これを知っておかないと美容効果にも影響を与えるので注意が必要です。
最も重要な役割は、肌に付着している汚れを取り除いてきれいにすることです。外出すると排気ガスや花粉、PM2.5（微小粒子状物質）、肉眼では見えない埃などが飛散しているわけですから、これが肌に付着すると表面が汚れることになります。お化粧することで化粧品はもちろん汗および皮脂などにより汚れが付着しやすい環境になってしまうわけです。汗および皮脂も汚れになるもので、体内の老廃物が汗および皮脂と一緒に排出されるので、これをそのままにしておけば雑菌の繁殖に繋がってしまいます。
顔に付着した汚れを落すとことも需要な役割になりますが、洗顔の役割は他にも皮膚の表面に蓄積されている古い角質を洗い流すといった重要な役割もあります。人の肌は、古い細胞組織から新しい細胞に生まれ変わる特性があるわけですが、この流れをターンオーバーと呼び、古い角質は皮膚の表面に自然に押し出されます。この状態を放置していると、皮膚表面に古い角質が蓄積されてしまいくすんでしまいます。このような状態で美容液を使ってケアしたとしても、土台が汚れたままですから化粧のノリが悪くなるなどのデメリットにもなりかねません。
古い角質をきれいに洗い流すとターンオーバーは促進効化を得ることができるようになるので、肌はより良いコンディションになって来ますし、お化粧のノリも良くなるなどの二つのメリットを得ることができます。なお、肌は自然に汚れおよび古い角質が蓄積される部分ですから、毎日の洗顔がとても重要であることが分かるのではないでしょうか。
