洗顔は美容の基本、季節に関係なく毎日行うことが美容に良い効果を与えてくれます。外出すると花粉やPM2.5、排気ガスや埃などさまざまな物質が肌に付着します。そのままにしておけば肌荒れの原因になりますし、皮脂などの汚れはニキビなどの肌トラブルの原因になるので、汚れをしっかり洗い流すことが大切です。皮脂や汗などの汚れは家の中にいても生じるものですし、部屋の中にも埃などがあるので、出掛けない日も洗顔は重要です。
皮膚の表面には古い角質が蓄積されているので、これを洗い流すための洗顔も欠かせません。古い細胞から新しい細胞に生まれ変わることをターンオーバーと呼びます。このターンオーバーにより古い角質は肌表面に押し出され、これをそのままにしていると肌がざらつく原因になりますし、くすんで見えるようになるなどからも古い角質を洗い流しでターンオーバーを促さなければなりません。古い角質を洗い流すとターンオーバーを促すことになるので、肌をより良いコンディションに導くといった役割もあります。
汚れを取り除くことは肌を清潔に保つことに繋がりますので、蓄積された汚れおよび古い角質をきれいに洗い流せば健やかな肌状態を保てます。ただ、あまり強くこするようにすると、肌にダメージを与えてしまうので注意が必要ですし、必要以上に行えば大切な皮脂を落とし過ぎてしまう、これにより乾燥肌の原因に繋がるので適度がポイントです。皮膚は、外部から異物の侵入を予防する機能と体内の水分を蓄えるバリア機能がありますが、これらは皮脂がその役割を担っているので必要以上に皮脂を落とすとバリア機能が低下します。
なお、洗うときは水だけで行うのが肌に負担をかけないなどのイメージを持つ人も多いかと思われますが、汚れをしっかり落とすためには洗顔料を泡立てて皮脂および汚れを浮き上がらせることがポイントです。水だけでは表面の汚れは落ちるかもしれませんが、皮脂汚れをきれいに洗い流すことは困難です。美容効果を得るためにも、洗顔料を使うことが大切であることが分かるのではないでしょうか。
