きれいになりたいというのは年齢問わず多くの女性の願いです。加齢やストレス、生活習慣の乱れや睡眠不足などが原因でお肌のトラブルを経験したことのある女性は多いのではないでしょうか。美容のためにできることは、たくさんありますが、一番重要なのは正しいスキンケアを忘れないことです。
スキンケアの基本は、洗顔です。忙しいとつい手を抜いてしまったりしがちですが、過剰な皮脂や古い角質、肌についたホコリやゴミなどを洗い落とすために大切です。これらの汚れをそのまま放置していると、シミやしわ、毛穴詰まり、肌荒れなどの肌トラブルの原因となるので注意しましょう。洗顔にはいくつかのポイントがありますが、基本的な注意を守るだけでお肌の美容効果は格段にアップします。
洗顔するときに大事なことは、水ではなく体温程度のぬるま湯を使用することです。ぬるま湯で洗うと皮脂の汚れを落とし、お肌が持っている本来の潤いを失うことがありません。肌に近い温度なので、自然と筋肉がほぐれて洗いやすくなるのと、毛穴も開きやすいので汚れを落としやすいという効果も期待できます。
また、洗顔料をしっかりと泡立ててから使うことも大切です。特にパウダータイプや石鹸タイプのものを使用している場合は、ネットを使用するときめ細かい泡を作ることができるのでおすすめです。ついゴシゴシとこすってしまう人もいるかもしてませんが、泡を顔に乗せるイメージで洗うのがコツです。まず、額から鼻にかけてのTゾーンは皮脂の分泌が多く、汚れが気になる場所なので泡をのせましょう。そこから、クッションのように眉間や鼻周りへと広げていきます。次に顎やフェイスラインをマッサージするように広げてから頬を優しく洗い、最後に口元と目元を洗いますが、どちらも皺ができやすい部分なので余計な力がかからないようにさっと泡を乗せる程度に洗うのがポイントです。
顔全体に泡が行き届いたらすすぎますが、この時泡を残さないように丁寧にすすぎましょう。特にフェイスラインや髪の生え際、鼻周辺の部分などは洗い残しになりがちな場所なので注意が必要です。洗顔料特有のぬるぬる感が残らなくなったら、清潔なタオルでしっかりと水気を切ってからすぐに保湿化粧水を肌に馴染ませてお肌に潤いをたっぷり与えてあげましょう。