若い頃は何も考えずに、洗顔フォームを泡立てて顔をゴシゴシ洗っていました。しっかりと洗わないと汚れが落ちないと考えていたからです。擦る事で、顔に付着したほこりや汚れが取れると思っていた為、念入りに洗い、その後に保湿ケアをするのが正しい美容方法だと思っていました。
所が、肌を擦り過ぎると摩擦を与えてしまう事や、洗い過ぎる事で大事な皮脂まで落ちてしまい、美容方法としては正しくないと知り洗顔方法を変えました。顔に泡を乗せる程度で汚れは充分に落ちるので、泡を作った後、肌に乗せたら擦り過ぎないように指の裏で優しく撫でるように気を付けています。私のように、顔を擦る事で洗顔時の達成感を覚えていた人は最初は物足りなく感じますが、少し方法を変えるだけで皮脂の過剰分泌が起こらなくなるのでオススメです。
また、洗顔はやり過ぎがNGなので私は朝は水だけにして、夜にメイクを落とす時にだけ顔を念入りに洗うようにしています。朝は冷たい水で顔を洗い、その後に保湿ケアをするだけで充分です。1日に何度も念入りに顔を洗っても美容効果はなく、反対に肌を傷めてしまいます。
要注意はお風呂で顔を洗った後の美容対策です。お風呂上りは、肌が乾燥している為、洋服を着るよりも早く肌に化粧水と乳液を乗せる事がポイントです。水で顔を洗う時とは違い、お湯は肌の乾燥を促してしまう為、肌に必要な皮脂やセラミドを失ってしまいます。水の温度はぬるま湯がベストですが、生活習慣の中で出来る事から美容方法を始めるのが一番です。スキンケアは使う製品や効果によって、肌に必要な潤いを与えられます。確かに良い商品を使う事で劇的に肌質が変わる事もありますが、美しい肌を手に入れるのは日頃の顔の洗い方も大事なポイントです。方法を変えるだけで、肌のターンオーバーのサイクルが良くなり、綺麗な肌を保つ工夫も可能です。お金を掛けるだけではなく、日々の洗顔方法から改善していくのがオススメです。
