美容に敏感な女性が一番大切にしているものは、実は洗顔です。
間違った方法で顔を洗っていると肌を傷つけてしまったり、肌が乾燥する原因となってしまうこともあるのです。しっかり保湿さえすれば適当に洗っておいても大丈夫でしょ？そう思っているのなら、今すぐ基本に立ち返って顔を洗うことをおすすめします。
洗顔をする前の準備として、まずせっけんを使用して手を洗います。手には常にたくさんのばい菌が潜んでいます。汚い手のまま顔を洗ってしまうと肌の中に菌が入り込んでしまいます。せっけんできれいに手を洗ったら、顔全体をゆるま湯で濡らして肌を柔らかくします。
ゆるま湯の温度は、手首などにかけてあたたかいと感じないくらいの温度にしましょう。顔の皮膚はとても薄いので、手首にかけてあたたかいと感じる温度のお湯をかけてしまうと温度が高すぎるので肌に必要な皮脂まで落としてしまいます。
顔を濡らしたら、泡立てネットなどを使用して洗顔料をもちっとした泡になるまで泡立てます。もちっとした泡ができたら、おでこや鼻などのTゾーンに泡をのせ、頬や顎などのフェイスライン、口元や目元などに泡をのせていきます。このとき、ごしごし洗うよりも泡を乗せるイメージでなるべく指が肌に触れないようにするのがポイントです。肌に泡をのせている時間は１分程度が目安です。長時間顔に洗顔料をのせていると乾燥の原因となります。１分程度でも汚れを落とすことができるので、さっと洗うことを心がけましょう。
次は、肌についた泡を優しく落とすイメージでゆるま湯でしっかりとすすぎます。肌についた泡がなくなったら清潔なタオルで顔を拭きます。ついごしごしとこすってしまいそうになりますが、ポンポンと軽く押し付けるような感じで優しく水分をとってあげましょう。
水分を拭き終わったらすぐに保湿をします。洗顔後の何もつけていない肌はどんどん肌の水分が失われてしまうので、普段使用している化粧水、乳液、美容液や保湿剤クリーム、オールインワンジェルなどを使用してしっかりと保湿します。
間違った方法を続けていると、汚れがきちんと落とせなかったり、肌を傷つけてしまうため、シミやくすみ、乾燥などの肌トラブルに悩まされ続けることになります。自己流ではなく、正しい方法を学んで極めていくことで美しい肌を取り戻すことができます。
